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バーナード・リーチ

日本人が美しいと感じるには、そこに自然な美しさがなくてはならない、と思うことがある。
夜空を見上げた時、明るく澄んだ月が見えると気分がいい。
そんな根源的な感動が得られる芸術は、時代を越えて守られていくのだと思う。

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おゝ陰にある嚴な岩。
または草に驅ける風。
おゝ四角ぶる家。
又それを廻る庭。
おゝその中に住む男と女。
おゝ静止、おゝ々活動、共に凡て有機である。

(B.リーチ日本滞在中の詩より)


「如何なる時にも自然を観察せよ。自然に彫刻充満す」
高村光太郎の言葉だが、彼は日本人固有の美を信じた。

バーナード・リーチは英国に留学中の高村光太郎と知り合い、日本への憧れを抱いた。
彼は陶芸により、日本と西洋、それぞれの美の哲学を融合させようと試みたが、その作品は日本の美意識を、日本人以上に浮き上がらせている。まるで原始美術のようなその雰囲気からは、自然への崇高な祈りが聞こえてくる。芸術家の自意識はどこにも見当たらない。